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2012ワールド人間ばん馬チャンピオンシップが開催

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2012年10月15日】

10月14日 (UTC+9)に帯広競馬場で「2012ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」が開催された[1][2]。 今大会は「とかちばん馬まつり[注釈 1]」のイベントの一つとして企画されたものであり[3]、 「ばん馬と共に地域振興をはかる会」による主催で行われた[2]

参加チームは計25チームとなった[1][2]。 道外からは、帯広市とは開拓姉妹都市としての関係がある静岡県松崎町と、「愛と幸福の都市交流[注釈 2]」を続けている香川県高松市から参加がなされた[2]

今回の人間ばん馬について、レース進行は通常行っているばんえい競馬の要領とは少し異なる。 ばんえい十勝オフィシャルページの事前説明によると、 コースはばんえい競馬で使用されている本走路200mを使用、 ソリは予選・決勝とも150kgの設定となる。 チーム編成及び競走要領に関しては、 チームを6人1組で編成、騎手1人を女性が行い、他5人がソリの曳き手となる。 レース開始前にはソリ及びソリの曳き手5人は第2障害手前で待機。 レースが開始されれば、騎手はスタートゲートからソリまでの110mを走ってゆき、 騎手がソリへ騎乗したらゴールまでの残り90mを他5人がソリを曳いてゆく。 レースの制限時間は4分までとなっており、予選5レースにおけるレースタイムが上位の5チームによって決勝戦が行われる事となった[3]

レースの進行は予選5レースを13時15分~15時05分の間で行ない、決勝レースは16時15分に実施された[1]

優勝は豊頃町から参加した[1]「豊頃農協青年部プリンス」チーム[1][2]。 予選は1分15秒0で全25チーム中の1番時計となり、他チームより5秒以上早い格差をつけた[1]。 優勝時のタイムは1分10秒1を記録し、今大会で最も早い記録となった[1]。 なお、当日の馬場水分は4.6~4.2であった[4]。 同チームは2010年度にも優勝を果たしており[1]、昨年度は2位となっていた[2]

優勝した「豊頃農協青年部プリンス」には、優勝賞金88万円が贈られた[1][2]。 賞金額については、ばん馬(88)に絡めた設定額となっている[3]。 「豊頃農協青年部プリンス」のチーム代表者は「前回は連覇を狙って2位、今年は勝てて最高[2]」と今回は優勝を果たせた事を喜んでみせた[2]。 なお、帯広競馬場の発表によると、当日の入場者数は7,817人を記録した[4]

注釈

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  1. 「とかちばん馬まつり」に関しては外部リンク「2012 とかちばん馬まつり:10月13日・14日開催」を参照。
  2. 両市の交流に関しては外部リンク「高松・帯広、「愛」が結ぶ交流 両市長が誓い合う」を参照。

情報源

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 【お知らせ】2012ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ成績』 — 帯広競馬場, 2012年10月14日 (UTC+9)
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 人間ばん馬、豊頃農協青年部V』 — 十勝毎日新聞, 2012年10月15日 14:05(UTC+9)
  3. 3.0 3.1 3.2 【イベント】10/13(土)、14(日)とかちばん馬まつりのご案内』 — 帯広競馬場, 2012年10月10日 (UTC+9)
  4. 4.0 4.1 【お知らせ】2012年10月14日(日)の出来事』 — 帯広競馬場, 2012年10月14日 (UTC+9)

外部リンク

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