2009仙台市長選挙 日本の政令市史上初の女性市長誕生
表示
【2009年7月26日】 読売新聞によると、任期満了による仙台市の市長選挙が7月26日(UTC+9)即日投開票され、前副市長の無所属新人の奥山恵美子さん(58歳)が、他の新人5人の候補を破り初当選を決めた。日本の政令指定都市において、女性市長が誕生するのは史上初。
読売によると、今回の選挙は前市長・梅原克彦氏(55歳)がタクシー券の不適切使用などの影響で立候補を断念。また自民・公明・共産の各党は自主投票を行うなど、衆議院解散総選挙前ながら、政党の色合いが薄れた内容だった。
時事通信によると、当選した奥山さんは市議会や労働組合、民主党支持層などからの支援を受けて得票を多く集めたという。民主党は先日の東京都議会選挙においての圧勝に次いで、衆議院解散後最初の大型地方選挙でも支持候補が当選したことで更に選挙への弾みがついたという。
読売と時事によると投票率は前回の43.67%をわずかに上回る44.72%だった。
情報源
[編集]- YOMIURI ONLINE 『仙台市長に奥山恵美子氏、初の女性政令市長』 — 読売新聞, 2009年7月26日
- 時事ドットコム 『仙台市長に奥山氏=民主など支援』 — 時事通信社, 2009年7月27日