2008年の夏の甲子園、大幅に会期前倒し

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2006年11月25日】 朝日新聞によると、日本高校野球連盟(高野連)は11月24日、2008年の第90回全国高校野球選手権大会の開幕日を8月2日とすることを発表した。当初8月8日開幕の予定であったが、ほぼ同時期の8月8日から24日に北京夏季五輪の開催が予定されていることから、できる限り会期の重複を避けるため前倒しした。これまで、最も早かったのは8月6日で1998年の第80回、並びに2005年の第87回、2006年の第88回に於ける8月6日で、それを大幅に上回ることになる。

この第90回大会は記念大会して行われるため、地方予選会で特に参加校の多い神奈川県愛知県大阪府千葉県兵庫県埼玉県の6地区に関しては、特別に1998年の第80回大会と同じように2つのブロックに分けて代表決定戦を行い、出場校を通常の49チームから55チームに増やす。このため、開催期間も通常の15日間から2日間延長の17日間となる。

また、この大会では日程の前倒しにより地方大会は7月27日までに終了できるよう各都道府県の高野連などに指導・調整を促すとともに、全国大会開幕前に通常行う組み合わせ抽選会はしないで地方大会終了後決勝戦会場で組み合わせ抽選を行うとしている。

デイリースポーツによると、日本高野連・田名部和裕参事は「8月下旬までずらすことは既に授業が再開している地域もあり不可能なので、可能な限りの前倒しという形を取った」としている。

出典[編集]