2008プロ野球セ・パ交流試合の日程決まる
【2007年12月2日】 日本野球機構は11月26日、2008年度プロ野球・セ・パ交流試合の組み合わせを発表した。
時事通信によると、2008年度交流戦の開幕は5月20日からで、全ての試合がパ・リーグの本拠地での開催。最初の2連戦は北海道日本ハム対横浜、東北楽天対中日、千葉ロッテ対巨人軍、オリックス対阪神、福岡ソフトバンク対広島の5試合が20日から行われ、埼玉西武対東京ヤクルトの試合は会場使用の都合で5月21日が開幕戦となる。
2008年度の交流戦は2007年と同じく1カードにつきホーム&アウェー2試合ずつの4回総当りで、6月22日までの予定で開催。23日から26日の開催は雨天中止分の予備日に当てる。また、5月28日開催の横浜主催扱いの福岡ソフトバンク戦は新大分球場で行われる。同球場ではセ・リーグでは1986年5月の広島対大洋(現・横浜)、パ・リーグは1989年8月の福岡ダイエー(現・ソフトバンク)対近鉄(現・消滅)以来の公式戦となる。
また、セ・リーグは11月27日に2008年度のリーグ公式戦の日程を発表した。サンケイスポーツによると開幕戦は3月28日で東京ヤクルト対巨人軍、中日対広島、阪神対横浜(この試合は京セラドーム大阪での開催)の3連戦からスタートする。地方開催分では巨人軍が主催する4月22日の横浜戦が宇都宮で開催される。宇都宮で巨人軍主催の公式戦が行われるのは1956年以来52年ぶりのこと。また7月15日開催の中日戦は旭川で16年ぶり、8月6日と7日に行われる横浜戦は6日が金沢、7日は富山でそれぞれ15年ぶりの北陸シリーズとして開催する予定である。
なお北京五輪が開催される8月は全12球団の合意に基づき公式戦の開催を調整しており、北京五輪開会式の8月8日から11日、及び準決勝・決勝と3位決定戦が予定される22日・23日も公式戦を行わないことにしており、日本代表選手が帰国する予定の24日から行われる2連戦(巨人軍対中日、東京ヤクルト対阪神、横浜対広島の各カード)は選手が成田空港から直行できるように配慮していづれも関東の各本拠地球場を会場に行える日程にした。またこの関係上11カード15試合については開催日時・会場未定(後日発表)とした。
またスポーツニッポンによると、8月に夏の高校野球のために甲子園が使えない阪神は例年死のロードといわれる長期遠征を行うが、2008年は北京五輪の日程の配慮から3カード以上の連続遠征の予定がなく、最長8泊で済む予定となった。
出典
[編集]- 『2008年度セ・パ公式試合日程』 — 日本野球機構, 2007年11月27日
- 時事ドットコム 『交流戦、来季は5月20日開幕=プロ野球』 — 時事通信社, 2007年11月26日
- SANSPO.COM 『五輪戦士V翌日に戦列復帰だ!セ・リーグが来季日程発表』 — サンケイスポーツ, 2007年11月28日
- スポニチAnnex 『セ・リーグ五輪決勝、準決勝は試合なし』 — スポーツニッポン, 2007年11月28日