2007年アメリカ顧客満足度指数発表 - インターネット部門など
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【2007年8月16日】
マイコミジャーナル紙によると、米国時間の8月14日に2007年8月分の「アメリカ顧客満足度指数(ACSI)」がミシガン大学のナショナル・クオリティ・リサーチ・センターから発表された。ACSIでは四半期ごとに異なった産業のデータを発表しており、今回は主にポータル・検索エンジン部門、インターネット・ニュース・情報部門、パーソナルコンピュータ部門、自動車部門などを発表した。
ポータル・検索エンジン部門では、2002年から昨年まで5年連続の首位を守ってきたグーグルが、1ポイント差ながら初めてライバル・ヤフーに抜かれた。また、新しいアルゴリズムを導入するなどしてウェブサイトのユーザーインターフェース一新を図ったAsk.comは、昨年から5.6%の上昇と躍進を見せ4位につけている。3位は「その他」で、5位にはMSNが入った。
インターネット・ニュース・情報部門では、MSNBC.comが2位、ABCNews.comが3位、CNN.comが4位、NYTimes.comが5位。1位は「その他」。
パーソナルコンピュータ部門では、アップルが4年連続となる首位を獲得したものの、昨年より4.8%下落した。反対に、2位につけたヒューレット・パッカードは1.3%、3位のゲートウェイは2.7%それぞれ上昇。4位に「その他」が入り、それに続くデルは5.1%減となっている。
自動車部門では、トヨタ自動車が首位となった。
出典
[編集]- Yoichi Yamashita 『米カスタマー満足度指数 - Google、Appleがポイントを落とし接戦に』 — 毎日コミュニケーションズ, 2007年8月16日
- ミシガン大学・ナショナル・クオリティ・リサーチ・センター "Q2 2007 and Historical ACSI Scores"。ミシガン大学・ナショナル・クオリティ・リサーチ・センター、2007年8月14日。