2006年高校生ドラフト会議開く
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【2006年9月26日】 読売新聞によると、2006年度のドラフト会議・高校生の部が9月25日に東京都内で行われた。ドラフト会議は2005年から高校生の部と、大学生・社会人の部の2部構成に分割され、2006年は2年目に当たる。
8月に開かれた夏の甲子園大会を沸かせた選手たちが多数指名され、駒澤大学付属苫小牧高等学校の田中将大投手は4チームが競合し、抽選の結果東北楽天イーグルスが交渉権を得た。北海道新聞によると、田中投手は「どこのチームに入ろうとも自分のやる野球のスタイルは変わらない。東北楽天イーグルスで頑張りたい」と抱負をコメントした。
また愛知工業大学付属名電高等学校の堂上直倫選手も3チーム競合の抽選により、実父(照さん。元投手)と実兄(剛裕さん。現役内野手)が所属している中日ドラゴンズが交渉権を獲得した。なお夏の甲子園優勝投手の斎藤佑樹(早稲田実業学校高等部)はプロ野球志望届出を提出しなかったので今回は指名されなかった。社会人・大学生の部は11月21日開催。
1巡目指名選手
[編集]- 中日ドラゴンズ 堂上直倫(愛知工業大学付属名電高等学校・内野手)
- 阪神タイガース 野原将志(長崎日本大学付属高等学校・内野手)
- 東京ヤクルトスワローズ 増渕竜義(鷲宮高等学校・投手)
- 読売ジャイアンツ 坂本勇人(光星学院高等学校・内野手)
- 広島カープ 前田健太(PL学園高等学校・投手)
- 横浜ベイスターズ 北篤(小松工業高等学校・投手)
- 西武ライオンズ 木村文和(埼玉栄高等学校・投手)
- 北海道日本ハムファイターズ 吉川光夫(広陵高等学校・投手)
- 福岡ソフトバンクホークス 福田秀平(多摩大学付属聖ヶ丘高等学校・内野手)
- 千葉ロッテマリーンズ 大嶺祐太(八重山商工高等学校・投手)
- オリックス・バファローズ 延江大輔(瀬戸内高等学校・投手)
- 東北楽天イーグルス 田中将大(駒澤大学付属苫小牧高等学校・投手)
- ※ゴシック強調は抽選による交渉権獲得選手。
出典
[編集]- YOMIURI ONLINE 『駒苫・田中は楽天、愛工大名電・堂上は中日が交渉権』 — 読売新聞, 2006年9月25日
- 中日Web Press 『堂上は中日、田中は楽天 高校生ドラフト』 — 中日新聞, 2006年9月25日
- 『プロ野球ドラフト 駒苫・田中は楽天 入団の意向を表明 日ハムなど4球団競合 』 — 北海道新聞, 2006年9月25日