鹿児島県で「第57回串木野浜競馬大会」が行われる
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【2014年4月14日】
4月13日に、鹿児島県いちき串木野市にある照島海岸で、「串木野浜競馬大会」が行われた[1]。「串木野浜競馬大会」は今回で57回目を数える[1][2]。「串木野浜競馬大会」は昭和33年に始まったとされ[2]、当時の荷馬車組合が花見の余興として馬を走らせたのが現在まで続いているという[2]。コースは照島海岸の約1500mにおよぶ砂浜が用いられる[2]。出走する馬のなかには、かつて中央競馬へ出走していた元競走馬もいるという[2]。「串木野浜競馬大会」には、名物である「ばふ~ん饅頭」も販売される[2]。昨年の暮れには、いちき串木野市が「串木野浜競馬大会」を用いた年賀状を制作したこともある[3]。
今年度はあいにくの雨模様となったなか[1]、今年は午(うま)年ということで、黒いテープを用いてシマウマに模した白馬や仮装した騎手が登場する特別レースも行われた[1]。レースの他にも、「鈴かけ馬の馬踊り」が行われ伝統を再現した[1]。「串木野浜競馬大会」には県内各地から競走馬や農耕馬およびポニーといった馬が集まり、計20レースが行われ65頭が出走した[1]。レース途中で立ち往生するポニーや、砂浜を疾走する農耕馬によって観客を楽しませた[1]。