首都高速道路・新宿-渋谷間のバイパストンネルが開通 渋滞3割減少を見込む
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【2010年3月29日】
首都高速道路・中央環状線の新宿 - 渋谷間4.3kmが、3月28日(UTC+9)に開通した[1]。同区間は渋滞の激しい首都高速3号渋谷線と4号新宿線を結ぶバイパスの役割を果たすトンネル区間[1][2]で、『山手トンネル』の一部区間を構成している[1]。
高架を走る渋谷線と地下のトンネルである中央環状線の約70mに及ぶ高低差をつなぐ大橋ジャンクションも同時に開業した[1]。
首都高速道路会社の試算によると、東名高速道路から東北自動車道へ抜けるのに要する時間が、従来の都心環状線経由では58分であったのが、中央環状線経由では18分短縮されるという。首都高速全体では、渋滞が3割減少すると予想されている[1]。
28日には開通式典が行われ、歌手・タレントの近藤真彦さんが出席[1][2]。「ドライバーに優しく、環境にも良い。渋滞が緩和されれば事故が減り、二酸化炭素の排出も減少する」とアピールした[2]。
中央環状線は、今回の開通により全長47kmのうち8割が完成したことになる[1]。
情報源
[編集]本ニュースは「共同通信」および「サンケイスポーツ」の以下の報道を情報源としている。