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飲食店冷蔵庫に老女の遺体

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2007年1月18日】

日本経済新聞によると、札幌市中央区の73歳の老女が行方不明となった事件で、1月16日夜になって老女の遺体が焼肉店の冷蔵庫で発見された。北海道警察西警察署は焼肉店の店長を死体遺棄容疑で逮捕した。

逮捕されたのは焼肉店店長で南区在住の杉本功司容疑者(28歳)。杉本容疑者の運営している焼肉店は死亡したアパート経営者の伊沢裕子さん(73歳)が所有していた土地で、伊沢さんを刃物で殺害したと供述。また伊沢さん宅からも金品などが盗まれていることから強盗殺人事件の容疑で捜査を行うとしている。

伊沢さんは自らが運営していたアパートに1人暮らしをしていたが1月9日ごろから行方不明になり、16日に家族が捜索願を提出した。朝日新聞によれば西署が杉本容疑者に事情を聞いたところ、死体の遺棄を認めた。供述に基づいて捜索した結果、焼肉店1階にある冷蔵庫から伊沢さんの死体を発見。札幌テレビ放送によると、杉本容疑者は「1月9日早朝に伊沢さんを殺して1階の冷蔵庫に死体を入れた」と供述した。伊沢さんを知る関係者は「静かで几帳面。モノを大切にする人だった」と語った。

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