関西大学野球部 秋季大会出場辞退 - 部員の恐喝未遂逮捕事件で

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2009年8月20日】 読売新聞関西版によると、関西大学は8月19日(UTC+9 以下同)、同大学野球部員振り込め詐欺のための通帳作りを拒否した大学生から現金を脅し取ろうとした恐喝未遂事件による逮捕者が出たことを受けて、8月29日から始まる関西学生野球連盟秋季リーグ大会の出場辞退を発表した。

読売関西版の別の記事によると、この事件は既に恐喝未遂の疑いで逮捕された同大学4年生の元部員・栗岡裕幸容疑者(21歳)から預かった通帳を8月5日に吹田市内に捨てたとする容疑で、新たに8月18日、現役部員で4年生の天王寺谷亮(てんのうじや・りょう)(22歳)と3年生の瀬貫将也(せぬき・まさや)(21歳)の2人の容疑者が証拠隠滅の疑いで逮捕されたものである。このうち、天王寺谷選手は2005年に開催された選抜高校野球選手権大会鹿児島県から出場し準優勝した神村学園高校の4番打者として甲子園出場実績を持っていた。調べに対して、瀬貫選手は「不正な通帳と思っていた」として容疑を認めたが、天王寺谷選手は「瀬貫選手とは相談したが、通帳をどうしたか詳しくは知らない」として容疑を否認した。

時事通信によると、この事件を受けて、関西大学は8月5日から2週間の予定で部内練習や対外試合などを含めた一連の野球部の活動を禁じる命令を出したが、8月18日、この活動自粛の期間を延長することを決めていた。また栗岡元選手から8月7日付で出された退部届けを8月14日付で受理。更に土佐秀夫監督と顧問の2名も引責辞任することも決まっていた。

日経新聞によると、関西学生野球連盟は関西大学の他に5つの大学の野球部が出場しているが、現在下部リーグとの入れ替え戦がないため、2009年度秋季大会は関西大学以外の5チームで実施するとしている。関西大学野球部は過去同大会33回の優勝歴があり、村山実氏や上田利治氏といったプロ野球経験者も出身している。

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