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関東甲信越でまたもや記録的な激しい雷雨を観測

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2024年8月8日】

防災気象情報と警戒レベルとの対応
警戒レベル とるべき行動 気象庁情報 市町村対応
大雨(土砂災害) 危険度分布(キキクル) 河川(浸水) 2021年5月20日から 2021年5月19日まで
すでに災害が発生または切迫
命の危険、直ちに安全確保。
大雨特別警報 災害切迫 氾濫発生情報 緊急安全確保
必ず発令される情報ではない
災害発生情報
ここまでに必ず避難
全員避難。 土砂災害警戒情報
高潮特別警報・高潮警報
危険 氾濫危険情報 避難指示
避難勧告 *廃止
第4次防災体制(災害対策本部設置)
避難指示(緊急)
避難勧告
高齢者は避難。
避難に時間を要する人(障がいのある方、乳幼児等)
と支援者含む。
大雨警報・洪水警報・
高潮注意報(高潮警報に切り替える可能性が高い)
警戒 氾濫警戒警報 高齢者等避難
第3次防災体制
(避難指示の発令を判断できる体制)
避難準備
高齢者等避難開始
避難行動の確認。 大雨注意報・洪水注意報・高潮注意報 注意 氾濫注意情報 大雨・洪水高潮警報
第2次防災体制
(高齢者等避難の発令を判断できる体制)

第1次防災体制
(連絡要員の配置)
大雨・洪水高潮警報
最新情報に注意。 早期注意情報(警報級の可能性) 早期注意情報
 職員の連絡体制の確認 
早期注意情報

7日の午後5時ごろ、関東地方甲信越地方の広い範囲で激しい豪雨と雷を観測した。先月に続くこの大雨で、「記録的短時間大雨情報」が発表された[1][2][3]

雷雨は、関東地方では、東京都埼玉県のほぼ全域、神奈川県北東部、千葉県西部などで集中的に観測され、群馬県西部とは甲信越の長野県東部と山梨県北部の県境をまたがるように発生、静岡県北東部でも観測された[1]

今年一番ともよばれるこの大雨は、夕方の帰宅時間に直撃した[2]

午後6時30分までの1時間の間に、埼玉県中部のときがわ町東松山市附近ではおよそ120ミリ、ときがわ町は40分までの1時間に100ミリ、鶴ヶ島市鳩山町附近では、およそ100ミリの猛烈な大雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表された。また、同県中央部では50分までの1時間に、越生町嵐山町小川町附近でそれぞれ100ミリずつ、7時までの1時間に、川越市付近で約100ミリとなっている[3]

同県の北部と南部の諸地域で、大雨警戒レベル3に相当する大雨警報洪水警報が発表されている[3][2]。群馬県でも同じく大雨警報が発令された[2]

今後も激しい雷雨や土砂災害、川の氾濫などによる洪水や道路の冠水への注意が呼びかけられている[3][2]

情報源

[編集]
  1. 1.0 1.1 関東・甲信地方の雷レーダー(実況)』 — 日本気象協会, 2024年08月07日20:15
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 【速報】関東で今年一番の雷雨気象災害に要警戒』 — ANNニュース, 2024年08月07日19:20
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 埼玉県ときがわ町付近で1時間に約120ミリ「記録的短時間大雨情報」発表』 — 日本気象協会, 2024年08月07日18:54