証券取引法違反でライブドアを強制捜査、堀江社長宅も
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【2006年1月16日】
日本経済新聞によると、東京地検特捜部は16日午後6時30分ごろ (UTC+9) 、証券取引法違反(風説の流布など)容疑で東京都港区六本木のライブドア本社や、堀江貴文社長の自宅などの家宅捜索を一斉に行った。
2004年10月に、東証マザーズに上場する関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)が、株式交換により、出版社「マネーライフ」を完全子会社化したと発表した。しかし、実際には公表前にライブドアの傘下に収めており、中国新聞によるとこの株式交換が不公正な取引(偽計取引)だった疑いがあるという。また、バリュークリックジャパンが2004年11月に発表した決算短信において業績を水増しし、株価を上げようとした「風説の流布」の疑いも浮上している。堀江社長は家宅捜索の直前に「心当たりはない」と話していたという。
日本経済新聞は、2005年4月に一連のニッポン放送株問題で和解したフジテレビとの資本・業務提携や、17日の株式市場や経済界などに大きな影響を与えると見ている。
ロイター通信によると、マネーライフの元社員はロイターの取材に対して「2004年4月にはライブドアに買われていた」と述べたという。
出典
[編集]- 『ライブドア家宅捜索 証取法違反、堀江社長宅も』 — 中国新聞, 2006年1月16日
- 『証券取引法違反容疑、ライブドアを捜索』 — 読売新聞, 2006年1月16日
- 『東京地検、証取法違反容疑でライブドア本社など家宅捜索』 — 日本経済新聞, 2006年1月16日
- 『ライブドア家宅捜索、六本木ヒルズなど騒然』 — 日本経済新聞, 2006年1月16日
- 『東京地検がライブドアを捜査、風説の流布等の証取法違反の疑いで』 — ロイター通信, 2006年1月16日
- 『ライブドアを強制捜査、関連会社が虚偽公表で株価操作か』 — 朝日新聞, 2006年1月16日