訃報 米沢嘉博氏
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2002年に開催されたコミックマーケット会場内の様子(Kobak氏撮影、GFDL, CC-by-sa2.5資料)
【2006年10月1日】
朝日新聞と四国新聞社によると1日午前4時40分、漫画評論家の米沢嘉博さんが、肺癌のため東京都渋谷区内の病院で死去した。53歳だった。葬儀は7日に東京都の善福寺で行われる予定。
産経新聞によると同氏は同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ)創立に関与しており、日刊スポーツによれば1980年から先日まで同イベント準備会の代表を務め、同イベントを大規模イベントへと発展させる役割を担った。
漫画評論家として、主な著書に「藤子不二雄論 FとAの方程式」(2002年)などがある。
コミックマーケット準備会によると、同氏は今年7月から体調不良のため入院しており、9月30日には代表の退任が発表されていた。なお、新代表へは安田かほる・筆谷芳行・市川孝一の3人が共同代表として就任した。
出典
- 『訃報』。コミックマーケット準備会、2006年10月1日。
- 『マンガ評論家の米沢嘉博さん死去 コミケ代表長く務める』。朝日新聞、2006年10月1日。
- 『米沢嘉博氏死去』。四国新聞社、2006年10月1日。
- 『コミケの中心人物、米沢嘉博氏(漫画評論家)死去』。産経新聞、2006年10月1日。
- 安田かほる・筆谷芳行・市川孝一 『米沢嘉博の代表の退任と新しい共同代表の就任について』。コミックマーケット準備会、2006年9月30日。