訃報 田向正健氏 - 脚本家、連続テレビ小説や大河ドラマを手がける
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【2010年3月8日】
脚本家の田向正健(たむかい・せいけん)氏が3月5日午前2時23分(UTC+9)、直腸癌のため神奈川県相模原市の病院で死去した。73歳だった[1][2]。
東京都出身[1][2]。松竹所属の映画監督として[2]1969年に映画『とめてくれるなおっ母さん』の監督・脚本を担当。同年に松竹を退職して脚本家に転向し[3]、木下プロダクション所属を経て独立[1]。
1976年にNHK連続テレビ小説「雲のじゅうたん」で注目された[2]。他に連続テレビ小説「ロマンス」[1][2]、大河ドラマ「武田信玄」「信長」「徳川慶喜」など[1][2][3]、多数のテレビドラマや映画作品の脚本を担当した[1]。
1988年、ドラマ「橋の上においでよ」で向田邦子賞を受賞。1994年には「街角」で芸術選奨文部大臣賞を受賞した[1]。
情報源
[編集]本ニュースは「共同通信」と「時事通信」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。