訃報 浜田幸一氏 - 元衆議院議員 「政界の暴れん坊」
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【2012年8月5日】
「ハマコー」の愛称で知られた元衆議院議員の浜田幸一(はまだ・こういち[注釈 1])氏が8月5日午前6時10分(UTC+9)、急性心不全のため千葉県富津市の自宅で死去した。83歳だった[1]。
富津出身[1]。26歳で富津町(現:富津市)町議に当選[2]、千葉県議を経て[2][3]1969年に41歳で[注釈 2]衆議院議員に初当選した[1][2][3]。
1980年にアメリカ・ラスベガスでバカラ賭博[注釈 3]をしていたことが発覚して議員を辞職、その後1983年に返り咲きを果たした[1][2][3]。衆議院予算委員長を務めていた1988年2月[1]には当時の共産党議長であった宮本顕治氏を「殺人者」と呼んだ[1][2][3]ことで委員長を辞任するなど[2][3]、「ハマコー節」と呼ばれる奔放な物言いでしばしば物議を醸し[2]、「政界の暴れん坊」の異名をとった[1][2][3]。
7期にわたり衆議院議員を務めた後[2][3]、1993年に政界引退。以降はテレビのバラエティ番組などに出演していた[3]。2010年には借金の担保として差し出していたおよそ2億2千万円分に相当する[注釈 4]株券を無断で売却した疑いで、千葉県警に背任容疑で逮捕された[2][3]が、千葉地方裁判所での公判は浜田氏の病気療養のため停止されていた[2]。