訃報 林義一氏 パ・リーグ初のノーヒットノーラン達成者
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【2008年3月11日】
朝日新聞とサンケイスポーツによると、プロ野球投手の林義一さんが1月17日に心不全で東京都内病院で死去していたことが3月3日わかった。87歳。
林氏は徳島県出身。徳島商業高校、明治大学等を経て1949年に大映スターズ(後に毎日→現在の千葉ロッテと合併し消滅)入団。1952年4月27日に行われた阪急(現・オリックス)との対戦で、パ・リーグ初のノーヒットノーランを達成した。その後1957年に阪急に移籍。10年間で98勝98敗の成績を残し1958年に現役引退。
引退後は近鉄(後にオリックスと合併し消滅)の投手コーチ、サンケイ(産経)新聞記者を経て1964年に国鉄→サンケイ(現・東京ヤクルト)の監督就任。1965年まで指揮を執り、その後再びサンケイ新聞記者に復帰。更に阪神、西武(現・埼玉西武)投手コーチを担当し、江夏豊投手らを育成した。
出典
[編集]- asahi.comおくやみ 『元大映投手の林義一さん死去』 — 朝日新聞, 2008年3月4日
- SANSPO.COM 『江夏らを育てた林義一氏が死去…パ初のノーヒットノーラン投手』 — サンケイスポーツ, 2008年3月4日