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訃報 山本孝史氏

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2007年12月24日】 読売新聞によると、参議院議員民主党山本孝史さんが12月22日午後11時50分、胸腺がんのため亡くなった。58歳。

山本氏は兵庫県出身で、立命館大学卒。交通遺児支援団体を経て1993年の衆議院総選挙で初当選し2期。その後参議院に転向し2001年の大阪府選挙区当選を果たしていた。しかし、2005年に行った血液検査で胸腺がんが判り、2006年の参議院本会議後にそれを公表。がん対策の法整備を求め、この年の6月にがん対策基本法が成立した。

2007年に行われた参議院選挙では比例代表区から立候補し当選。中日新聞と読売によると当選後がん対策や医療格差解消への取り組みを進める意欲を見せていたが、体力的な問題から国会を欠席する機会が増えた。

読売によると山本さんの死去により、2007年の参議院比例代表選挙で民主党の次点になっていた大石尚子前衆議院議員(71歳)が繰り上げ当選することを近日中に中央選挙管理会が正式に決定する。大石さんは神奈川県出身で、横浜国立大学卒業。神奈川県議会議員、衆議院議員を務めた。

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