訃報 加藤博一氏
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【2008年1月22日】 スポーツニッポンによると、プロ野球選手だった加藤博一さんが1月21日午後0時54分(日本時間)、肺がんのため神奈川県の病院で死去した。56歳。
産経新聞、時事通信によると、加藤氏の遺族の話で2年前に肺がんと診断され、2007年に左肺を摘出する手術を行った後、野球解説者としての仕事に復帰していたが、その後複数の箇所にがんが転移し、治療・入退院を繰り返していた。
産経、スポニチ、時事によると、加藤氏は佐賀県出身。1970年にプロ野球西鉄ライオンズ(現・埼玉西武)にドラフト外入団。その後1976年阪神タイガース、1983年大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)と移籍。特に阪神時代の1980年には112試合出場・打率0.314のセ・リーグ5位の成績を残した。また大洋時代には高木豊、屋敷要両選手とともに「スーパーカートリオ」として知られていた。1990年引退後、野球解説者として活動していた。
出典
[編集]- スポニチAnnex 『加藤博一さんが肺がんで死去』 — スポーツニッポン, 2008年1月21日
- MSN産経新聞ニュース 『「スーパーカートリオ」加藤博一氏が死去 56歳、肺がん』 — 産経新聞, 2008年1月21日
- 時事ドットコム 『野球解説者の加藤博一氏死去=阪神、大洋で活躍、56歳』 — 時事通信社, 2008年1月21日