訃報 メルセデス・ソーサさん - アルゼンチンのフォルクローレ歌手
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【2009年10月6日】
西日本新聞(共同通信)・朝日新聞・ロイター通信によると、アルゼンチンの女性フォルクローレ歌手、メルセデス・ソーサさんが10月4日(UTC-3、JST-12、以下同様)、多臓器不全のためブエノスアイレスの病院で死去した。74歳だった[1][2][3]。家族が声明文を発表して明らかにした[3]。AP通信が伝えたところによると、ソーサさんの遺体は国会議事堂に運ばれ、弔問客と対面した[1][3]。
トゥクマン州に生まれ、1960年代半ばから本格的な音楽活動を開始[1]。歌によって社会の変革を目指す「新しい歌」運動の代表的歌手となった[1][2]。その歌に対する姿勢は、「声なき大衆の歌声」とも評された[3]。1979年には運動による影響を恐れた当時の独裁政権により身柄を拘束され[1][2]、夫を拷問で失い、ヨーロッパへの亡命を余儀なくされた[2]。その後、1982年に帰国[1]。「人生よ ありがとう」などのヒット曲で知られている[1][2]。
先月から肝臓や[1]腎臓の病気を患い、病院で集中治療中であった[3]。
情報源[編集]
各情報源の日時はUTC+9。