訃報 オトマール・スウィトナー氏 - NHK交響楽団名誉指揮者
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【2010年1月12日】
1月11日(UTC+1、以下同様)付けのDPA通信によると、オーストリア出身の世界的な指揮者で、NHK交響楽団名誉指揮者のオトマール・スウィトナー氏が1月8日、ベルリンで死去した。87歳だった[1][2]。11日、ベルリン国立歌劇場が発表した[2]。
オーストリア・インスブルック出身。1960年、東ドイツ・ドレスデン国立歌劇場(現:ドイツ・ザクセン州立歌劇場)の音楽監督に就任。1964年から1991年まで、およそ四半世紀にわたりベルリン国立歌劇場音楽監督を務めた[1][2]。モーツァルトやブラームス、ブルックナー[1]、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスらの作品の演奏で知られた[2]。
1971年よりNHK交響楽団に客演し、1973年に名誉指揮者の称号を贈られた[2]。1980年代にはベルリン国立歌劇場管弦楽団らを率いてたびたび来日。1990年代以降は体調を崩し、演奏活動を休止していた[1]。
情報源
[編集]本ニュースは「朝日新聞」と「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。