解体工事現場でくい打ち機が倒れ民家を直撃 けが人なし - 千葉・八千代
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【2009年10月16日】
47NEWS(共同通信)・毎日新聞によると、10月15日午前8時35分頃(UTC+9、以下同様)、千葉県八千代市村上の元病院の解体工事現場で作業中だった大型くい打ち機が倒れ、工事現場から道路を挟んだ向かい側にある木造2階建ての民家を直撃した。この民家に住む無職女性(76)にけがはなかった[1][2]。
八千代署の調べによると、くい打ち機は東京都江戸川区の建設会社が管理しており[2]、高さ約23メートル、重さ約60トン。地中に埋まっている建物の基礎を抜き取る作業を行うために作業員が10メートルほど移動させた際、バランスを崩して傾いたという[1][2]。
同署によると、前日の14日に降った雨のため地盤が緩んでいたとみられており[1][2]、作業員から事情を聞くなどして原因を調査している[1]。
東京電力千葉支店によると、この事故の影響で現場周辺の約1000世帯が一時停電した[1]。