茨城県の三菱化学工場で火災事故、4人の遺体見つかる

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2007年12月22日】 中国新聞によると、茨城県神栖市三菱化学鹿島事業所で12月21日午前11時半ごろ、第2エチレンプラントの分解炉から火災が発生した。火は同日夕方に収まったが、この火災で工場で従事していた4人の社員の行方が不明となった。時事通信によると、この火災で21日中に3人、また22日に残り1人のそれぞれの遺体が見つかり、いずれも行方不明の協力会社からの派遣社員とみて身元の特定・死因などを調べている。

時事によると、行方不明となっているのは同工場に派遣されていた木村春男さん(45歳)、朝長登さん(56歳)、鈴木栄一郎さん(25歳)、内田学さん(27歳)の4人。

読売新聞によると、火災が起きた場所はエチレンの製造過程である「第2エチレンプラント分解炉」の付近で、木村さん、朝長さん以外の3人を含む5人は事故当時地上35mのプラント10階付近でナフサを分解する時に出るガスを冷却する「クェンチオイル」という油を配管に流し、油の流出を防止するための仕切り板をずらす作業をしていたが、何らかの理由で弁が開き油が漏れ出して引火したものと見られる。この際、鈴木さんと内田さんを除く3人は避難して無事だったが、上述2名だけが取り残された。また木村さんと朝長さんはそれぞれ8階と9階で別作業を行っていた。中国によるとこのプラントは2007年5月から7月に定期点検をした際、特に異常はなかったという。

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