英会話教室講師殺害事件、市橋容疑者を大阪港のフェリー乗り場で逮捕

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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市橋容疑者が逮捕された、大阪・住之江区の南港フェリーターミナル(参考資料、GFDL

【2009年11月11日】

時事通信によると、千葉県市川市マンション英会話教室講師のイギリス人女性・リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が発見された事件で、死体遺棄の疑いで指名手配されていた市橋達也容疑者(30歳)が、11月10日夜(UTC+9大阪市住之江区南港にあるフェリー乗り場で逮捕された。事件発生・逃走から2年7ヶ月にして、事件は新たなる局面を迎えることとなった。今後、千葉県警・行徳警察署の捜査本部は市橋容疑者を移送し、ホーカーさんを殺害しようとした疑いでも調べを進める。

市橋容疑者は2007年3月下旬、ホーカーさんの遺体を自宅マンションのベランダに置いた浴槽に遺棄した疑いがもたれている。捜査関係者によれば、ホーカーさんは浴槽内で砂に埋められた窒息死の可能性がある。また市橋容疑者の部屋にはホーカーさんの衣服やハンドバックなどが残されていた。

毎日新聞によると、ホーカーさんは東京都内にある英会話教室の講師をしていたが、同年3月26日午後、勤務先の学校の職員が、ホーカーさんが行方不明という連絡が千葉県警に寄せられた。またホーカーさんの自宅に市橋容疑者の連絡先電話番号が書かれたメモが見つかり、同日夜市橋容疑者宅を訪ねて職務質問をしたが、市橋容疑者は逃走。この期間中に数回にわたり整形手術を受けたと見られるほか、2008年8月から2009年10月にかけて、大阪府茨木市の建設会社で土木作業員として住み込みで働いた。

中国新聞によると、11月10日夕方に大阪市住之江区のフェリー乗り場に市橋容疑者に似ている男がいると大阪府警に通報があり、警察官が駆けつけて男の身柄を確保。「自分は市橋達也」と名乗ったという。警察当局は市橋容疑者本人かどうかを指紋調査をして確認をするほか、取調べでも生年月日などに応えるなど素直に応じているという。その後、市橋容疑者は11月10日深夜の新大阪駅発の最終の新幹線東京に向かい、その後千葉県に移送されるという。

毎日新聞によると、死んだホーカーさんの父親・ビルさん(56歳)は市橋容疑者の逮捕を受けて、「余りにも感情が高ぶってうまく話せない。彼(市橋容疑者)が最後の瞬間まで逃げようとしたことに怒りを感じる」と心境を語った。また母親・ジュリアさん(年齢不明)は「娘(リンゼイさん)は日本が好きだった。日本には市橋容疑者のような人もいるが、日本の皆さんには逮捕の協力してくださり、また警察も最後まであきらめずに捜査してくれたことに感謝したい」と話している。

移送後の市橋容疑者[編集]

47NEWSによると、市橋容疑者は11月11日未明に住之江警察署から行徳警察署に身柄を移送されたが、10月24日に名古屋で整形手術を受けた時まで生やしていたひげをそり、ウェーブのかかったボサボサの髪を顔の前に垂らしていたという。捜査関係者は「疲れた様子だった」と話している。市橋容疑者は11日未明3時就寝、6時半起床したが朝食には手をつけていなかった。

また、47NEWSの捜査関係者への取材で、市橋容疑者が逮捕時におもちゃの拳銃と現金数十万円を持っていたことが判った。行徳警察署はおもちゃの拳銃を持った目的やホーカーさんの死亡について、11日から本格的に取調べを進めていく。

情報源[編集]