英会話学校・NOVAが名古屋の学習塾会社に譲渡へ
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【2007年11月7日】 読売新聞によると、経営破たんした英会話学校のNOVAは11月6日、名古屋市にある学習塾会社のジーエデュケーション社に営業譲渡することで合意した。
日経新聞によると、ジー社はNOVAの30教室を譲って授業を再開し、その後当面200教室体制での授業再開を目指すとしており、破たん前の670あった教室が大幅に減ることになる。具体的には教室での対面式「駅前留学」とテレビ電話を使った「お茶の間留学」、及び児童向け教室の「NOVAキッズ」の事業を継承し、これらの授業を通常料金の25%程度で受けられるようにするという。また読売によると、現在所属している従業員で再開後も勤務を希望する者は一旦NOVAを退社した上でジー社に雇用される形を取る。
読売によると、この日NOVAの東畠敏明・高橋典明両保全管財人とジー社の小野誉之(おの・たかし)社長が大阪市内で会見し、高橋氏は「NOVA本体は法的手続きで清算する」としてジー社に営業権を譲渡後、NOVAの会社清算手続きに入るとしている。
読売によると、ジー社はジーコミュニケーション社の子会社で2003年に分社化。学習塾「がんばる学園」や英会話教室等を展開している。
出典
[編集]- YOMIURI ONLINE 『NOVA、学習塾ジー・エデュケーションに営業譲渡』 — 読売新聞, 2007年11月7日
- YOMIURI ONLINE(関西発) 『NOVA、名古屋の学習塾に営業譲渡』 — 読売新聞大阪本社, 2007年11月7日
- NIKKEI NET 『NOVA清算へ、名古屋の企業に事業譲渡・まず30教室』 — 日本経済新聞, 2007年11月7日