自民党新総裁に谷垣氏
表示
【2009年9月30日】
東京新聞によると、自由民主党総裁選挙が9月28日(UTC+9 以下同)行われ、元財務大臣だった谷垣禎一(たにがき・さだかず)氏(64歳)が第24代自民党総裁に決定した。
今選挙は自民党の国会議員199票と、自民党の地方党員300票の合計499票で争われ、谷垣氏が300票丁度、河野太郎元法務副大臣が144票、西村康稔(にしむら・やすとし)前外務政務官が54票(他無効1票)という結果で、谷垣氏が総裁に選ばれた。谷垣新総裁は両院議員総会で「もう一度政権に復帰できるよう全身全霊を傾ける」と決意表明し、「党再生については、保守政党として大道を歩んでいくべきだ」と強調した。
サンケイスポーツによると、谷垣新総裁は新執行役員人事は「参議院の静岡県・神奈川県の両選挙区の補欠選挙が間近に迫っているので、そう時間をとるわけにはいかない。今晩考えて結論を出したい」として、9月29日に人事を決める考えを示し、また鳩山政権に対抗するために「シャドウキャビネット(影の内閣)」をつくり、その閣僚を国会論戦の主力とするとともに、政策を審議する「党政務調査会」も野党の役割に立った機構に見直すとしている。
情報源
[編集]- TOKYO Web(政治) 『自民総裁に谷垣氏 1回目で過半数『政権復帰へ全力』』 — 東京新聞, 2009年9月29日朝刊
- SANSPO.COM 『自民・谷垣新総裁、党再生へ「政権構想会議」』 — サンケイスポーツ, 2009年9月28日