羽越線脱線事故進捗状況を発表-JR東日本
表示
【2006年10月3日】
JR東日本は10月1日、ウェブページ上に羽越本線脱線事故後の進捗状況を発表した。
同社によれば、「同線の原因究明の委員会」を設置、「防災研究所」の設立した。また風速毎秒20mで「警戒」、25m「速度規制」、30m「運転中止」となっていたものを見直し、当面の間それぞれ15m、20m、25mとすることとした。
山形新聞9月24日号によれば、東北大学の小浜泰昭教授らが同大学の研究所で風洞実験の研究を進めている。教授らは、いなほ号に使用された車両の40分の1の模型で風洞実験を行い、新幹線で使われている車両の模型など2タイプと比較した。すると、いなほ号で使用された車両では、正面を0度として60度の角度で当てたときに、圧力が高かった。
出典
[編集]- 『羽越本線特急「いなほ14号」列車事故を受けた当面の対応の進捗状況について』 — 東日本旅客鉄道, 2006年10月1日
- 『東北大・小浜教授ら、いなほ事故の原因究明めざす』 — 山形新聞, 2006年9月24日