第33回出雲駅伝、東京国際大学が初優勝
【2021年10月11日】
10日、前年は新型コロナの影響で中止になったため2年ぶりに行われた[1]第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走(通称:出雲駅伝)で、東京国際大学が初出場で初優勝の快挙を成し遂げた[2]。タイムは2時間12分10秒[3]。2位は青山学院大学、3位は東洋大学、4位は國學院大學[4]。
レースは1区、残り200メートルで青山学院大学の3年生・近藤幸太郎がスパートをかけ、そのままトップでタスキを渡し、23分41秒で区間賞を獲得した[5]。2位には早稲田大学、3位は東京国際大学[3]。
2区では8秒差の6位で襷をもらった國學院大學の4年生・木付琳が先頭を猛追[6]。そのまま逆転してトップでタスキを渡し、区間賞を獲得した[7]。2位に順天堂大学、3位に東京国際大学[3][7]。
3区では東京国際大学の3年生・丹所健が区間2位の走りで順位を2つ上げてトップに立った[8]。中位では創価大学の3年生・フィリップ・ムルワが8人抜きで順位を10位から2位に上げる快走で区間賞を獲得した[9]。
4区でも東京国際大学の1年生・白井勇佑がトップをキープ[3]。区間賞は順位を4位から2位に上げた早稲田大学の1年生・石塚陽士が獲得した[10]。
5区でも東京国際大学の3年生・宗像聖がトップをキープ[3]。6位でタスキを受けた東洋大学の石田洸介は4人を抜いて2位でタスキを渡し、区間賞を獲得した[11]。
6区でも東京国際大学の3年生・イエゴン・ヴィンセントが区間賞の走りでトップをキープし、優勝のゴールテープを切った[12]。青山学院大学は3年生・横田俊吾が区間3位の走りで2つ順位を上げてトップから1分57秒差で2位、東洋大学は3位でゴールした[13]。駒澤大学は3年生・田澤廉が8位で襷を受けると区間2位にの走りで順位を3つ上げ5位でゴールした[14]。
10位までの順位と総合記録は以下の通り[3]。
- 東京国際大学 2時間12分10秒
- 青山学院大学 2時間14分07秒
- 東洋大学 2時間14分13秒
- 國學院大學 2時間14分17秒
- 駒澤大学 2時間14分53秒
- 早稲田大学 2時間15分00秒
- 創価大学 2時間15分37秒
- 帝京大学 2時間16分24秒
- 東海大学 2時間16分53秒
- 順天堂大学 2時間17分17秒
情報源
[編集]- ↑ 酒井政人 『2年ぶり開催の出雲駅伝「駅伝3冠」を狙う駒大か、それとも?|箱根駅伝への道(第3回)』 — JBpress, 2021年10月9日
- ↑ 酒井政人 『なぜ出雲駅伝で創部11年目の東京国際大が初出場初優勝の快挙を成し遂げたのか…校内放送で部員募集の過去も』 — Yahoo!ニュース, 2021年10月11日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 『第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走』 — 出雲駅伝, 2021年10日10日
- ↑ 『東京国際大、初出場で優勝』 — 共同通信社, 2021年10月10日
- ↑ 『【出雲駅伝1区】青学大・近藤 ラストスパートで区間賞、父への「いい誕生日プレゼントに」』 — スポーツニッポン, 2021年10月10日
- ↑ 『元乃木坂衛藤美彩の弟の国学院大・木付琳2区区間賞「想定通り100点」』 — 日刊スポーツ, 2021年10月10日
- ↑ 7.0 7.1 『国学院大・木付琳が2区で逆転 区間賞獲得「想定通り100点の走りだったと思う」…2年ぶり出雲駅伝』 — スポーツ報知, 2021年10月10日
- ↑ 『東京国際大が首位浮上 丹所健がトップでタスキつなぐ…2年ぶり出雲駅伝』 — スポーツ報知, 2021年10月10日
- ↑ 『【出雲駅伝3区】創価大・ムルワ 驚異の8人抜きで区間賞「楽しかった。でもめっちゃ暑い」』 — スポーツニッポン, 2021年10月10日
- ↑ 4years.編集部 『2年ぶりの出雲駅伝 東京国際大が3区からトップ譲らず初出場初優勝を達成!』 — 朝日新聞社, 2021年10月10日
- ↑ 陸上競技マガジン編集部 『【陸上】東洋大の大物ルーキー・石田洸介が出雲5区4人抜きの区間賞で真価を発揮「純粋に楽しかった」』 — BBM, 2021年10月11日
- ↑ 『出雲V東京国際大エース・ヴィンセントを支える「もう一人の留学生」』 — NEWSポストセブン, 2021年10月10日
- ↑ 『大学駅伝の勢力図に異変?東京国際が出雲V』 — 日テレNEWS24, 2021年10月11日
- ↑ 月陸編集部 『【出雲駅伝】青学大が2位、東洋大3位、王者・駒大は田澤廉が激走見せ5位フィニッシュ』 — 月刊陸上競技, 2021年10月10日