秀明八千代中学校で英国人教師が黒板に「首吊り」の絵、同校生徒自殺後も

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2010年7月22日】

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毎日新聞産経新聞によると、秀明八千代中学・高校千葉県八千代市)で、英語担当の教師が、授業中に生徒が解答ミスを重ねた場合に、人が首を吊っている姿を連想させる絵を黒板に描いていたことが判明した。

毎日新聞によると、同校では2008年UTC+9)に校内で生徒が首吊り自殺しているが、その後も首吊り姿を描く行為は続いていたという。産経新聞によれば、同校側は2010年5月になって、「誤解を招く」として、絵を使わないよう指導したという。

毎日新聞によると、複数の生徒及び卒業生の証言として、英語を受け持つ外国人教師は、生徒が質問に答えられなかったり、または間違った解答をした際、黒板に線やを1本ずつ描き、ミスが続くと首吊りを連想させる絵を完成させる行為を、少なくとも2007年から続けて行っていた。一方、2008年11月に校庭で首吊り自殺した同校の中学3年生の男子生徒(当時15歳)の両親の話では、遺品である教材のプリントにも首吊りを連想させる絵が描かれていた。通夜の際に両親が訪れた友人に見せたところ、「英語の授業で先生が描いていた絵に似ている」と話した模様である。卒業生の一人は、「ゲーム感覚のブラックジョークと受け止めて問題無いと考えていたが、自殺者が出たことを考えると、好ましいことではなかったと思う」と語ったという。また、別の生徒は「生徒が自殺した後の2009年も行われていた」と話した。

毎日新聞によると、自殺の動機は不明で、教師の絵や学校側の指導との因果関係も不明のままである。自殺した生徒の両親は、生徒が学校に提出した学習記録に「自殺サイトにいる人達と話が弾む」と記載しており、自殺の兆候があったにもかかわらず、担任教師から連絡や相談も無かったことなどから、学校側が適切な対応をしなかったためとして、約8,400万円の損害賠償を求める訴訟千葉地裁に起こしている。

毎日新聞によると、両親は「冗談だとしても、教育現場でこうした指導が行われていること自体が問題だと思うし、息子の自殺後も続いていたとしたらショックだ」と、憤りを以ってコメントした。

毎日新聞によると、一方、同校は、代理人弁護士を通じて、「訴訟に関連することでもあり回答を控えたい」とコメントを出した。

産経新聞によると、イギリス人教師らは、「イギリスでは、小学校でも行われる指導方法であり、問題だとは思わなかった」と話している模様である。また、同校の代理人弁護士は「自殺と絵に因果関係は無いと考えている」とコメントしている。

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