福岡のモスバーガーでCO中毒騒ぎ 排気口にアップルパイ
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【2009年7月24日】
47NEWSによると、福岡市中央区にあるファーストフード店「モスバーガー笹丘店」で7月21日午後(UTC+9 以下同)、一酸化炭素中毒で9人が病院に搬送される事故があった。この事故で、同店にある揚げ物用の調理器具の排気口にアップルパイが詰まって不完全燃焼の状態になっていたことが、共同通信が同店と運営契約を結ぶ本部・モスフードサービスへインタビューしたところわかった。
読売新聞がモスフードの調べとして紹介したところによると、問題の排気口は高さ1.3mのところにあって、アップルパイ1個が黒コゲの状態になって見つかったというが、なぜここにアップルパイが詰まっていたかは不明。モスフードでは毎年10月に調理器具の点検をするよう指導している。しかし、問題の笹丘店ではその点検は行わず、今年6月にモスフードが再指導してもそれに応じていなかったという。47NEWSによると、この事故当時の開店前に店員が行った点検の際も特に異常は見つからなかった。モスフードは「事故当時は昼食の時間帯で、揚げ物の量も多かったため、アップルパイが排気口にあったことに気づかなかったのではないか」という。
読売によると、笹丘店は営業を自粛するとしている。
情報源
[編集]- 共同通信 『バーガー店排気口にアップルパイ 不完全燃焼でCO発生か、福岡』 — 47NEWS, 2009年7月23日17時27分(UTC+9)
- 『黒こげのアップルパイ、排気口に…モスCO中毒』 — 読売新聞社, 2009年7月23日20時31分(UTC+9)
外部リンク
[編集]- モスフードサービス代表取締役社長・櫻田厚 『お詫びとお知らせ(結果報告)<福岡市中央区笹丘のモスバーガー笹丘店における一酸化炭素(CO)中毒の発生について>』 — モスバーガー, 2009年7月23日