短信:2013年/12月/7日
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- (政治)機密情報を漏えいした人間に対して、懲役などの罰則を強化する「特定秘密保護法案」が12月6日の参議院本会議で与党の自民・公明両党賛成多数で可決された。野党が更なる審議を求めていた中で与党は採決に踏み切った。衆議院で修正合意したみんなの党と日本維新の会は「拙速な決議は認められない」として一旦退席するも、みんなの党の一部は党の方針に反して本会議に出席した。これで防衛、外交、スパイとテロリズムのそれぞれの防止の4つの分野で閣議ら行政機関の長が「特定秘密」を指定し、それを漏えいした者は最大で懲役10年を科されることになる - 時事通信
- (上記関連)この法案の採決開始を受けて、日比谷野外音楽堂では講義集会が行われ、主催者の発表で約15000人が参加、更に会場の外や階段・通路まで同法案に反対する団体や一般の市民で埋め尽くされ「強行採決を許さない」と大声を張り上げた。同様の講義集会・デモは大阪市など全国各地で行われ、ある市民は「納得していない市民がいることを安倍晋三政権に伝えたい」「強行採決こそがテロだ!!」とシュプレフィコールを上げたほか、大学生の女性は「講義をやめるつもりはない」と述べている - 朝日新聞
- (上記関連)東京都永田町の国会周辺で行われていたこの法案の講義集会に参加していた川崎市の63歳とふじみ野市の27歳のいづれも無職の男が、同地周辺で警戒していた警察官らに体当たりなどをした疑いの公務執行妨害で逮捕した。容疑否認 - 時事通信