知的障害者に対する暴行でNPO職員逮捕
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【2011年11月8日】
読売新聞によると、知的障害者に対して暴力を加えたとして、警視庁・城東警察署が、NPO法人「ひまわり恵の会」世話人の鈴木昇容疑者(70 江東区)を暴行容疑で11月4日逮捕したと同7日発表した。
毎日新聞によると、鈴木容疑者は8月9日夜、同会が運営する知的障害者の施設「恵の家」の入所者で29歳の知的障害者の男性に対し、浴室で「何回言ったらわかるんだよ!!ばか野郎!!」と怒鳴りつけた上で、男性の頭を押さえつけるなどした。この男性の様子に不振を感じた父親がICレコーダーで録音させたところこの事件が発覚。調べに対し鈴木容疑者は「(男性が)いうことを聞かないので頭を押さえたり叩いたりした」と供述し、容疑を認めている。また読売によると「6月ごろから男性の肩や尻を叩くようになった」とも供述しているという。
読売新聞によると、鈴木容疑者は昨年からこの「恵の家」で働いて入所者の食事や入浴の介助を担当していたという。
情報源
[編集]- 毎日jp 内橋寿明 『暴行:障害者施設の70歳スタッフ逮捕 警視庁』 — 毎日新聞, 2011年11月7日
- YOMIURI ONLINE社会 『知的障害者に暴行、施設運営NPOの世話人逮捕』 — 読売新聞, 2011年11月7日