白馬岳大雪渓上部で大規模な土砂崩れ、3人が被害
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【2005年8月12日】 長野県白馬村の白馬岳の登山道で大規模な土砂崩れがあり、登山者が生き埋めとなったと、目撃者から大町署に通報があった。現場は、白馬大雪渓上部の葱平(ねぶかだいら)と呼ばれるあたり。山岳遭難救助隊などが急行し、2人を救出したが、田中銀之輔さんは病院で死亡を確認された。もうひとりの登山者は軽傷。目撃者によればなお女性1名が行方不明となっており、生き埋めになっているものとして捜索している。しかし、小規模ながら落石が続いており、11日の捜索は夕方までに打ち切った。県警は朝を待って、上空からの捜索を再開する予定。行方不明者の身元はわかっていない。
出典
- 『不明者の捜索難航 小規模な落石続く 白馬岳土砂崩落』 — 朝日新聞, 2005年8月11日
- 『北ア・白馬岳で大規模土砂崩落 2人死傷、1人不明』 — 朝日新聞, 2005年8月11日
- 『土砂崩落:負傷の大久保さん、発生時の状況語る 白馬岳』 — 毎日新聞社, 2005年8月11日