男子バレーボール日本代表、北京五輪出場権獲得 バルセロナ五輪以来16年ぶりの五輪出場
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【2008年6月8日】
読売新聞によると7日、男子バレーボールの北京オリンピック世界最終予選が東京体育館行われ、日本代表はアルゼンチンにセットカウント3-2で勝ち、通算成績を5勝1敗として北京オリンピック出場権を獲得した。日本代表は1992年のバルセロナオリンピック以来16年ぶりにオリンピック出場となる。この予選はアジア大陸予選も兼ねており、アジア5チームの中で1位が確定したため日本代表は北京オリンピック出場権を獲得した。
スポーツ報知によると、日本代表の植田辰哉監督は勝利の瞬間、コートにうつ伏せ・大の字に倒れこんで雄たけびを上げた。その後、選手たちに胴上げされた。試合後、植田監督は「ハッキリ言いますが、メダル狙います!」とメダル獲得宣言を発表した。
同新聞によると、植田監督は2005年から男子代表への本格的な指導を始めた。朝食をとらなかったり、茶髪だったり、挨拶ができなかったりした選手を基礎から鍛え直し、厳しい練習や筋トレを選手たちに課して16年ぶりのオリンピック出場へ導いた。
時事通信によると、当時、主将であった植田監督とともにバルセロナオリンピックに出場した荻野正二主将は「38歳までバレーができて最高の場所に出られてうれしい。この3年半、休まずに若手と同じメニューをしてきてうれしい。」と感激に浸っていた。
日本バレーボール協会の公式サイトによると、世界最終予選・女子大会の最終日(5月25日)を終えた日本の女子チームも出場権を獲得しており、男女そろってのオリンピック出場となる。
出典[編集]
- 『男子バレー、北京五輪出場を決める・・・アルゼンチンに競り勝つ』。読売新聞、2008年6月7日。
- 『感激の38歳荻野=男子バレー五輪予選』。時事通信、2008年6月7日。
- 『「北京オリンピック世界最終予選」女子大会閉幕』。日本バレーボール協会、2008年6月7日(UTC+9)閲覧。
- 『泣けた!植田監督で復活 16年ぶり五輪! 男子バレー最終予選』。スポーツ報知、2008年6月8日。
外部リンク[編集]
- 『全日本男子チーム、北京五輪出場権獲得!!』。日本バレーボール協会、2008年6月7日(UTC+9)閲覧。
- 『星取表 (ランキング)』。日本バレーボール協会、2008年6月7日(UTC+9)閲覧。
- 『男子大会/東京体育館 (スケジュール)』。日本バレーボール協会、2008年6月7日(UTC+9)閲覧。