水星が日面通過—南北アメリカからアジアで
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【2006年11月9日】
水星が太陽の手前を通過する日面通過現象が、9日午前4時すぎから9時頃まで (UTC+9)、南北アメリカからアジアにかけての地域で観測された。
水星の日面通過は、太陽・水星・地球がこの順で一直線に並んだ時に起こり、地球から見ると太陽の上に小さな黒い点があるのが観測できる。朝日新聞によると、水星が約5時間かけて太陽を横切る様子が、太陽観測用の望遠鏡を用いて各地で観測された。
CNNによれば、次に水星が日面を通過するのは2016年5月、その次が2019年11月。ただし、この2回は日本では太陽が見えない時間帯のため、日本で観測できる次の機会は、26年後の2032年11月となる。
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出典[編集]
- 『太陽横切る水星を全国で観測可能 9日朝、次は26年後』, 朝日新聞、2006年11月6日。
- 『見逃せない!9日朝、水星が太陽面通過…次は26年後』, 読売新聞、2006年11月8日。
- CNN/AP 『水星が太陽を横切る「太陽面通過」、アジアなどで3年ぶり』, CNN、2006年11月7日。
- 『水星、太陽面を横断、全国で観察』, 朝日新聞、2006年11月9日。
- 共同通信 『水星、太陽の前を通過・—日本各地で観測』, 日本経済新聞、2006年11月9日。