東京駅の変電所で火災、停電で京葉線半日不通

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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資料:東京駅丸の内側駅舎(GFDL)

【2006年9月29日】

朝日新聞、読売新聞、東日本旅客鉄道(JR東日本)によると、9月28日午前4時18分頃(UTC+9)、JR東京駅にある京葉線の変電所や信号機器室などで火災が発生し、この火災によるものとみられる停電で京葉線が一時上下線とも全線不通となった。

京葉線は停電後から東京―蘇我間の全線で上下線とも運転を取りやめたが、読売によると、午前8時30分頃には西船橋―蘇我間で運転を再開した。午後1時過ぎには残る東京―西船橋間も運転を再開したが、信号システムが作動しなかったため終日ダイヤが乱れ、特急48本、普通304本が運休するなど、約16万7000人に影響が出た。

朝日によると、通勤・通学時間帯ということもあり、各駅の周辺では多くの利用客で大混雑した。新浦安駅では多くの利用客が東京メトロ東西線浦安駅に歩いて向かったほか、東西線浦安駅に向かうバスも混雑した。また、京葉線沿線の東京ディズニーランドディズニーシーでは従業員が開園に間に合わず、一部施設が営業開始を遅らせたが、午前11時30分頃に通常の営業を始めた。

読売、朝日によると、火災は停電と同時刻頃に東京駅地下2階の鍛冶橋変電所で発生したみられ、この漏電で地下1階の信号機器室や地下4階のポイント転換装置などに延焼した。朝日によると、午前7時頃にほぼ消火されたが、自動消火装置が噴出した消火用ガスが室内に充満し、読売によると、午前8時40分頃まで復旧作業が開始できなかった。JR東日本の調査で、鍛冶橋変電所で漏電した際にブレーカーが正常に作動しなかったことが原因である可能性が高いことが分かった。

また、翌29日には始発から東京―新木場間で上下線とも運転を見合わせた。午前7時54分には再開したが、通常のダイヤに戻るのは正午頃になるとみられている。

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