東京ヤクルト・リオス投手が禁止薬物使用
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【2008年6月28日】
朝日新聞・読売新聞によると、日本プロ野球組織は28日、東京ヤクルトスワローズのダニエル・リオス投手から禁止薬物であるハイドロキシスタノゾロールを検出したため、同投手に1年間の出場停止処分を科したと発表した。また、ヤクルトは同日、同投手の解雇を決定したと発表した。
読売新聞によると、検出されたハイドロキシスタノゾロールは筋肉増強作用のあるステロイドの一種で、陸上のベン・ジョンソンがソウル五輪で使用したものと同じものであるという。
読売新聞によると、5月21日の埼玉西武戦(西武ドーム)後のドーピング検査の際、同投手の尿からこの禁止薬物が検出されたという。
朝日新聞によると、プロ野球選手の禁止薬物使用はリック・ガトームソン投手(ソフトバンク)、ルイス・ゴンザレス内野手(元巨人)に続いて3人目。
出典
[編集]- 『ヤクルトのリオス投手、ドーピング違反 契約解除』 — 朝日新聞社, 2008年6月28日
- 『ヤクルト・リオスがドーピング陽性、1年間の出場停止・解雇』 — 読売新聞社, 2008年6月28日
外部リンク
[編集]- 『東京ヤクルトスワローズ球団所属ダニエル・リオス選手のアンチ・ドーピング規則違反に対する制裁の通知』 — 日本プロフェッショナル野球組織, 2008年6月28日
- 『リオス選手について』 — ヤクルト球団, 2008年6月28日