日航ジャンボ機がラストフライト、41年の歴史に幕

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2011年3月1日】

日航ジャンボ機(ボーイング747)
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ウィキペディアボーイング747に関する記事があります。

朝日新聞産経新聞によると、「ジャンボ」の愛称で親しまれた日本航空ボーイング747が、定期運航便のラストフライトを迎え、2機が3月1日UTC+9)午後に成田空港に到着した。

朝日新聞によると、ボーイング747は、最大で500人以上が搭乗可能で、羽田など主要空港の発着枠に限界があった日本では歓迎された。1970年代から日航や全日空が競って導入。中でも、日航は、一時は80機以上を所有し、同機の世界最大の利用会社となっていた。また、国内線の短距離路線を頻繁に飛行させるため、数多くの離着陸に耐えることができるよう部品を強化した専用の機体(747SR-100型)も開発された。産経新聞によれば、同機は、ピーク時の1994年から2001年にかけては約80機が運航していた。

両報道によると、その一方で、エンジンが4つあるために燃費が悪いこともあり、日航では、経営破綻に繋がる業績の圧迫の一因ともなった。産経新聞によれば、同社は2010年2月会社更生法の適用を申請し、再建に向けてのリストラの一環として、全機を退役させることを決定した。

産経新聞によると、ラストフライトで成田空港に到着したのは、国内線の那覇発の3098便と、国際線ホノルル発75便。

産経新聞が同社の話として伝えたところによると、2日以降は、臨時便などでの使用予定も無く、塗装を変更した上で、海外の航空会社などに全機とも売却される模様である。

朝日新聞によると、機体をクジラに見立てた「マリンジャンボ」や、人気キャラクターを描いた「ポケモンジェット」などといった個性的なジャンボを運行してきた全日空も、国際定期便の運航は1月で終了しており、国内線も2015年に引退予定である。 1万時間近くジャンボを操縦してきた全日空元機長・高田正彦さん(67歳)は、「今は小型機で頻繁に飛ぶことが要求される。一度に多くの輸送という、ジャンボに適合した環境ではなくなってしまった」と話した。

情報源[編集]