日本政府が2025~30年に独自で有人月探査を行う計画案を発表
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【2009年3月14日】
朝日新聞・読売新聞によると、日本政府の宇宙開発戦略本部は6日、日本独自で2020年ごろにロボット技術を生かした無人月探査を、25~30年ごろにロボットと宇宙飛行士を組み合わせた有人月探査をする計画案を、専門調査会に示した。今後、5月にまとめる「宇宙基本計画」に盛り込む内容を詰めていく。
両新聞によると、日本政府は独自の有人宇宙計画について、これまでは「当面持たないが、長期的には着手も視野に入れる」との消極的な方針をとっていた。
朝日新聞によると、専門調査会委員の1人である元宇宙飛行士の毛利衛さんは6日、日本の二足歩行ロボットを無人月探査に活用する私案を出した。
出典
[編集]- 安田朋起 『「2025~30年に有人の月探査を」日本独自の計画案』 — 朝日新聞社, 2009年3月6日20時58分(UTC+9)
- 『2025~30年に有人月探査…政府構想素案』 — 読売新聞社, 2009年3月7日19時35分(UTC+9)