日本列島各地で猛暑日続く 岐阜県多治見で39.4℃

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2010年7月22日】 日経新聞によると、日本列島は7月22日(UTC+9)も全国的に太平洋高気圧に覆われて晴天が続き、全国44の都道府県・314の観測地点で今年一番の暑さを記録した。気象庁によると、岐阜県多治見市では午後2:26に今年の日本全国で最高となる39.4℃の猛暑となった他、名古屋市(38℃)など東海地方で軒並み38℃を超える猛暑を記録。東京都の都心でも36.1℃を観測した。

毎日新聞によると、この日36都府県・144の観測地点で気温が35℃以上を記録する「猛暑日」であったほか、全都道府県の672の観測地点で真夏日を記録した。時事通信によると、猛暑日での最近の最高は2007年8月17日の静岡県浜松市の事例で、39.6℃を記録したことがあり、この日の多治見市の気温はそれに次ぐ約3年ぶりの猛暑だった。

毎日によると、この猛暑の影響で7月22日午後5:00現在のまとめで、少なくとも全国で438人が熱中症医療機関に搬送され、7人が死んだ。埼玉県寄居町(よりいまち)の78歳の女性をはじめ、宮城県茨城県栃木県でも農作業中の男女合計3人が倒れて、熱中症で死亡。また埼玉県上里町(かみざとまち)三重県伊勢市などでも自宅にいた人々が熱中症と見られる症状で亡くなった。また水難事故も相次いで、静岡県では30代の男性と51歳の無職の男性が遊泳中に溺れ死んだほか、島根県宍道湖(しんじこ)ではシジミ漁を行っていたと思われる84歳の男性が死んだ。

毎日が気象庁の調べとして紹介したところによると、日本付近で偏西風が北に蛇行し、いつもの平年よりも勢力が強い太平洋高気圧に覆われやすいのが原因とされている。例年も梅雨明け後は偏西風が日本列島付近で北に蛇行しやすい傾向にあるが、今年はそれが顕著とされている。また高気圧になると上空の空気が圧縮されながら地表に下降する傾向になり、圧縮される際に暖まって更に気温が上昇してしまう。こうした条件が重なった影響で厳しい猛暑をもたらしているという。

日経によると、太平洋高気圧の中心は徐々に東に移り、暑さは22日でピークを越えたと見られるが、7月24日ごろまで真夏日以上の気温が続く見通しとなりそうで、体調管理などに注意を呼びかけている。また毎日によると、気象庁7月22日発表の3ヶ月予報では「8月は北日本を除き、平年より気温が高くなる」と予想されている。

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