日本プロ野球・2006セ・リーグは中日が2年ぶり優勝
表示
【2006年10月11日】 西日本スポーツによると、日本プロ野球・セ・リーグは10月10日、中日ドラゴンズが2年ぶり7回目のペナントレース優勝を決めた。中日はこの日東京ドームでの読売ジャイアンツとの対戦に延長12回の末9-3で勝利したもの。
東京中日スポーツ・中日新聞によると、中日は4回ウッズ選手が3ランホームランを打って一旦先制するが、川上投手が7回に巨人の高橋(由)と小久保の両選手に立て続けてホームランを打たれ3-3の同点に追いつかれ、そのまま延長戦に入る。そして延長12回、1アウト満塁のチャンスから福留選手がタイムリーヒット、さらにウッズがこの日2本目の満塁ホームランを打つなど6点を獲得して勝負を決めた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
中日は8月12日にマジックナンバー40を点灯させ、独走態勢を築こうとしたが、阪神タイガースの猛追の煽りを受けながらも2年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った。日本シリーズ(10月21日- 相手は日本ハムとソフトバンクのパ・リーグ決勝戦勝者)は、中日にとって1954年に初優勝して以来52年間遠ざかっている日本一を目指す。
またこの日でセ・リーグの2006年度の順位が全て確定した。(順位表は10月10日終了時点のもの)
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 分数 | 勝率 | 首位との ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 中日 | 85 | 52 | 5 | .620 | - |
2 | 阪神 | 82 | 57 | 4 | .590 | 4.0 |
3 | ヤクルト | 69 | 70 | 2 | .496 | 17.0 |
4 | 巨人 | 65 | 78 | 2 | .455 | 23.0 |
5 | 広島 | 60 | 79 | 5 | .432 | 26.0 |
6 | 横浜 | 57 | 83 | 3 | .407 | 29.5 |
出典
[編集]- 『中日が2年ぶり7度目の優勝 球団創設70周年の節目』 — 西日本スポーツ, 2006年10月10日
- 中日Web Press 『中日ドラゴンズがリーグ優勝 2年ぶり7度目、日本一目指す』 — 東京中日スポーツ, 2006年10月10日
- 『中日ドラゴンズ優勝記念特集』 — 中日新聞, 2006年10月10日
- Yahoo!プロ野球 『プロ野球順位表』 — Yahoo! JAPAN, 2006年10月10日
- 『全試合結果』 — スポーツ報知, 2006年10月11日