日本サッカーの新3部リーグ「J3」概要発表

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2013年3月7日】

朝日新聞によると、Jリーグは2014年の設立を目指すJリーグ ディビジョン3(J3リーグ)についての概要を発表した。これによると、初年度は10-12チームで開始し、4回戦総当たりでリーグ戦を行う。参加希望クラブは6月までに準加盟参加申請を申込み、厳正な審査を行ったうえで12月ごろに参加クラブを決定する方針である。

時事通信によると、現在のクラブライセンス制度とは異なる独自の「J3ライセンス」を制定し、

  1. ホームスタジアムの収容人員は原則として5000人以上
  2. 18歳以下のチームなど育成組織を保有する
  3. トップチームの監督はS級コーチングライセンス資格者である

以上の各項目を満たすことを求めている。J3リーグ参加希望クラブはこれに則ってJリーグ準加盟を申請してそれが認められることが必要となる(準加盟の可否については9月までに決まる)。さらにJ3ライセンス基準を満たしているかについても10月までに審査を行い、11月の理事会でJ3リーグ参加の最終判断を下すとしている。また朝日によるとプロ選手は3人以上保有することや、3期連続赤字、または債務超過の状態であればJ3加盟資格を喪失するなどとしている他、NHKによると、スタジアムについては照明塔や芝のグラウンドがない場合は今後それらを整備することを前提として加盟を認める。入会金・年会費もJリーグ ディビジョン2(J2リーグ)より緩和し、入会金は500万円、年会費は1000万円に設定した。

日刊スポーツによると、下部組織については高校生、中学生、小学生のそれぞれの年代の中から少なくとも1つの部門を必ず設置することを義務付けるとしている。サッカーの競技人口を増やして地域密着型のサッカークラブとして育てることが目的としている。すでにJリーグの準加盟になったクラブなど加盟に興味を持つクラブへのヒヤリングの際に、その方針を伝えているという。現在J2リーグ以上のクラスは高校生以下の各年代の育成チームを全て保有することが義務付けられているが、J3リーグのクラブは経営事情などを加味してまずは1つのカテゴリーだけからでも認めるとしているものの、将来のJ2リーグ以上昇格のために全カテゴリーの設置も増える可能性がある。

サンケイスポーツによると、J3リーグへの参加希望クラブは、準加盟の6クラブのほか、準加盟ではないJFL(日本フットボールリーグ)地域リーグに加盟する10チーム前後が関心を寄せているが、J3リーグへ加盟ができなかったクラブも「百年構想クラブ」と位置付けて2015年以後の加盟を目指すとしている。毎日新聞によると、このうちのひとつで長野市を本拠地としている長野パルセイロは本拠地の南長野運動公園球技場が今年8月からJリーグ開催規定に沿ったスタジアムへの改修のため使用できなくなるが、その間の代替となる長野運動公園競技場佐久陸上競技場はともにJリーグが定めるJ3リーグ基準を満たすものとみられており、J3リーグ参加の意思を示していると伝えている。

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