日テレ、プロレスの地上波放送から撤退へ
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【2008年12月17日】 日刊スポーツとデイリースポーツによると、日本テレビが「プロレスリングノア中継」の地上波での放送を2009年3月をメドに終了する方針であることが明らかになった。
日刊スポーツによると、日テレは9月の中間連結決算で37年ぶりに約12億円の赤字を計上し製作経費削減の一環として1954年の開始から55年間続いてきたプロレスの地上波放送から撤退するという。ある日テレの関係者は「視聴率の低迷やスポンサー獲得の難しさに加え、制作費削減の対象で編成から(ノア中継の)打ち切りを言われた。放送を継続させたいという意見は少数派で非常に難しい」という。またデイリースポーツによると、ノア所属の選手に対しても打ち切りの可能性については伝えているという。ただし、衛星放送のG+(ジータス)では放送を続ける。
両新聞によると、すでに2008年9月には大阪地区の読売テレビでの放送は一足早く終了されていた。
出典
[編集]- nikkansports.com 『日本テレビ55年のプロレス中継に幕』 — 日刊スポーツ, 2008年12月17日
- デイリースポーツオンライン 『日テレ、09年3月でノア中継打ち切りへ』 — デイリースポーツ, 2008年12月17日