新生銀行とあおぞら銀行が合併へ
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【2009年7月2日】
新生銀行とあおぞら銀行は1日(UTC+9:以下同様)、来年10月ごろに対等合併することで合意したと発表した。[1][2]
両行合わせた総資産額は約18兆円(09年3月期データ・連結)。[3][4]毎日新聞によると、日本の中では中央三井トラスト・ホールディングスを抜いて業界6位に浮上する見込み。[5]
毎日新聞と産経新聞によると、両行は新生銀が旧長期日本信用銀行、あおぞら銀が旧日本債券信用銀行と、共に経営破たんを経験した長期信用銀行を前身に持つ。金融庁の支援で約4,000億円の公的資金返済に取り組む見込みだが、合併行の社長に就任する池田憲人氏(前足利銀行頭取)は、必要なら公的資金の再申請も行う考えを示唆した。[5][6]
発表によれば、合併行の行名や、本店所在地は未定。[1]合併後は「メガバンクでも地域金融機関でもないユニークかつ革新的な銀行」[1](発表P2より引用)を基本理念に新たなスタートを切る。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 あおぞら銀行・新生銀行 『あおぞら銀行と新生銀行との合併に向けての合意について』 — 新生銀行, 2009年7月1日
- ↑ あおぞら銀行・新生銀行 『あおぞら銀行と新生銀行との合併に向けての合意について』 — あおぞら銀行, 2009年7月1日
- ↑ 『平成21年3月期 決算短信』 — 東京証券取引所, 2009年5月13日 - 11,949,196百万円(新生銀行、09年3月期データ・連結)
- ↑ 『平成21年3月期 決算短信』 — 東京証券取引所, 2009年5月15日 - 6,077,330百万円(あおぞら銀行、09年3月期データ・連結)
- ↑ 5.0 5.1 毎日jp (永井大介) 『新生銀・あおぞら銀:合併発表 池田新社長「公的資金、再申請も」』 — 毎日新聞, 2009年7月2日
- ↑ Fuji Sankei Businessi (田村龍彦) 『新生・あおぞら 夜明け前 合併発表 国内業務に特化』 — 産経新聞, 2009年7月2日
外部リンク
[編集]- あおぞら銀行・新生銀行 『あおぞら銀行と新生銀行の合併について』 — あおぞら銀行, 2009年7月1日