新東名高速道路の本線上で初の死亡事故 - 静岡・藤枝
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【2012年7月16日】
7月14日午後10時20分頃(UTC+9)、静岡県藤枝市岡部町桂島を通る新東名高速道路下り線で乗用車3台が関係した交通事故があり、東京都大田区大森南の会社員男性(21)が死亡した[1]。静岡県警高速道路交通警察隊(以下、県警高速隊)によると[注釈 1]、今年4月[注釈 2]に新東名高速道路が開通してから、本線上で死亡事故が発生するのは初めてという[1][2][3]。
県警高速隊の調べによると、事故現場は片側3車線の道路[1]。会社員男性の乗用車が走行していた左の車線から車線変更を行った際、隣を走行していた別の乗用車に衝突[1][3]。そのまま追越車線に横向きに停車していたところ、およそ10分後に[注釈 3]後続の乗用車が追突したという[1][2][3]。
会社員男性は追突された衝撃によって車の外に放り出され[1]、胸などを強打し[2]搬送先の病院で死亡が確認された[1][2][3]。後続の自動車に乗っていた東京都府中市白糸台在住の解体業男性(63)とその妻(61)は胸などを打ち[注釈 4]軽傷。最初に衝突事故を起こした乗用車に乗っていた男性(64)にはけがはなかった[2]。県警高速隊で事故の詳しい原因を調査している[2]。