広東省でエボラ出血熱発生か
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【2005年7月31日】
大紀元時報は28日、「広東省:エボラウイルスまん延の疑い、政府が情報封鎖」と題した記事をネット上で公開した。同記事は、情報筋からの情報として、今年1月以降出血を伴なう症状を示した患者が死亡し、これに係わった医療関係者等が死亡したり、中国当局に拘束された例を数例挙げている。
同記事は患者の症状について「病院関係者の話によると、患者は発病後、体がどんどん溶けていったという。」等と報じている。但し、同記事が「中国当局が厳重に情報を封鎖している。」とも報じているとおり、現在のところ公的にエボラ出血熱の発生が確認されているわけではない。
一昨年、同じく広東省に端を発したSARS騒動の際にも中国政府は報道規制を行ない、結果として国際的な対応が遅れた経緯がある。
出典
- 『広東省:エボラウイルスまん延の疑い、政府が情報封鎖』 — 大紀元時報, 2005年7月28日