幼児3人がひき逃げ事故で死ぬ-福岡
表示
【2006年8月30日】 日本経済新聞によると8月25日深夜10時50分ごろ、福岡市の博多湾にかかる海の中道大橋を走行していたRV車と乗用車が追突。RV車は14m下の海に落ち、乗っていた家族5人のうち幼児3人が亡くなった。
亡くなったのは福岡市博多区在住の会社員・大上哲央さん(33歳)の長男・紘彬君(4つ)と、次男・倫彬君(3つ)、並びに長女・紗彬ちゃん(1つ)の3人。大上さんは妻のかおりさん(29歳)とともに車から脱出し救助されたが軽傷だった。
この事故で、福岡県警察本部・東警察署は乗用車を運転していた福岡市東区在住で同市西部動物管理センターの職員・今林大容疑者(22歳)を業務上過失致死とひき逃げによる道路交通法違反容疑で逮捕した。
朝日新聞によると、今林容疑者は事件当日19歳の少年とスナックや居酒屋で飲酒をした後で乗用車を運転して「目的のないドライブをした。特に行き先は決めていなかった」と供述。事故後一旦は逃亡し、警察署員に対し「同乗者はいない」とうそをついていたこともわかった。
出典
- NIKKEI NET(共同通信社) 『追突事故で幼児3人死亡・RV車、海に転落』 — 日本経済新聞, 2006年8月26日
- asahi.com 『容疑者、事故直後「1人で運転」とウソ 福岡3児死亡』 — 朝日新聞, 2006年8月28日