帯広競馬場で2014年の「人間ダービーヒロインズカップ」や「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」が開催される
【2014年10月15日】
帯広競馬場で「人間ダービーヒロインズカップ」や「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」が行われ、多くの人でにぎわった[1]。「人間ダービーヒロインズカップ」は出場者が女性に限定したうえで、帯広競馬場の本馬場200mを走り抜ける競走であり、今回で2回目の開催となる[1]。「2014ワールド人間ばんばチャンピオンシップ」はゲートから第2障害までを騎手が走り、騎手がソリへ「騎乗」してからチーム員によってソリを牽引する「人間ばん馬」の競走である[1]。なお優勝賞金は「人間ダービーヒロインズカップ」で8万8千円、「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」は88万円が用意された[2]。
「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」や「人間ダービー ヒロインズカップ」は、「とかちばん馬まつり」のイベントとして開催されたものであり[2]、「とかちばん馬まつり」は2014年10月4日から10月5日の2日間にかけて行われた[2]。「とかちばん馬まつり」は「ばん馬と共に地域振興をはかる会」によって運営が行われている[2]。「とかちばん馬まつり」は「ばんえい競馬」が帯広単独開催で行うことが決まった2007年から開催されてきており、今回で8回目を数える[2]。「とかちばん馬まつり」は従来からあったギャンブル色の濃かった帯広競馬場のイメージを変革させ、一般市民でも関われる事を目的として開催が続けられてきている[2]。また、「ばん馬」文化の継承や帯広・十勝地方の観光資源としての役割も担っており、現在では全道から2万5千人が集まってくる一大イベントに成長した[2]。
「人間ダービーヒロインズカップ」は北海道大学陸上部の選手が37秒0のタイムで優勝した。37秒0というタイムは、昨年の記録から4秒7更新する大幅な記録更新となった[1]。「2014ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」は、北海道大学陸上部の投てき部門で構成されたチーム「トトロWithネコバス」が優勝しており、2競技とも北海道大学陸上部の実力を遺憾なく発揮した[1]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 太田裕士 『参加して楽しい!「とかちばん馬まつり」』 — 楽天競馬, 2014年10月7日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 『2014 とかちばん馬まつり:10月4日から2日間開催』 — 商工会議所, 2014年9月24日
外部リンク
[編集]- 『それ行け!人間ばん馬 帯広競馬場で28チーム熱戦 - youtube動画』 — 北海道新聞, 2014年10月5日
- 『2014ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ 決勝』 — 帯広競馬場, 2014年10月5日