巨人軍、デーゲーム開催を更に強化 - 2009セ・リーグ公式戦日程

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2009年1月28日】 プロ野球セ・リーグは1月27日UTC+9、2009年度公式戦で、既に発表されている組み合わせに試合の会場と開始時間を追加した公式日程を発表した。

47NEWSによると、開幕戦(4月3日)は巨人軍広島東京ドーム)、中日横浜ナゴヤドーム)、阪神東京ヤクルト京セラ大阪ドーム)の3試合すべて午後6時開始となる。なおセ・リーグによると、日程・会場未定となっている7試合については後日改めて発表するとしている。

また時事通信と共同通信、読売新聞によると、巨人軍は2009年度の公式戦においてのデーゲームでの開催を大幅に増やして17試合(うち、東京ドーム16試合、旭川=平日開催1試合)にする日程を組んだ。読売新聞によると東京ドームにおけるデーゲームの曜日別の内訳は、土曜日と祝日が各3試合ずつ、日曜日が10試合である。なおここ数年の巨人軍主催のデーゲームでの開催試合数は2005年が1試合(薄暮開催は除く)、2006年なし、2007年2試合、2008年10試合だった。

日経新聞によると巨人軍ではこの日程決定に先駆けた1月7日に公式戦デーゲームの開催試合数を増やし、東京ドームでの観客動員増加を目指す方針を明らかにしていた。桃井恒和社長は「2008年度の日曜日の平均入場者数はナイターが42000人だったのに対し、デーゲームは44200人入った」と説明。日曜日のナイターは翌日(月曜)に通勤・通学をする人が多いので客足が鈍るので、日中の開催を増やすことによって家族連れの入場者を増やすという。

また日刊スポーツによると、5月2日に開催される甲子園での阪神対巨人戦もデーゲームでの開催となることがわかった。甲子園におけるデーゲーム(薄暮除く)でのTG戦の開催は1991年10月5日の試合以来18年ぶりである。この日はゴールデンウィーク後半の初日の土曜日で、特に家族連れのファンの来場が見込めるとしている。阪神関係者は「元々土曜・日曜の試合は子供の観客も来て欲しいということもあり、デーゲームにしたいという考えがありました」と話している。

ホームゲームのテレビ中継は衛星にシフトへ[編集]

一方、読売新聞とスポーツ報知によると、1月20日に会見した日本テレビの久保伸太郎社長は「巨人戦のテレビの中継のうち、同局が放送権を保有している62試合について、系列のBS衛星放送BS日テレですべて放送する」と発表した。2008年度は20試合の放送だったので大幅な拡大となる。

久保氏は「BS衛星放送が準基幹放送メディアになりつつある」と話している。またスポーツ報知によるとナイトゲームの基本的な放送時間は18時から最大延長21:54とする。その他、日テレG+(ジータス)CS衛星放送)は従来と同じく全主催72試合を完全生放送。地上波では注目の好カードを中心に調整を進めるとしている。

出典[編集]