山口で女子高専生殺害事件
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【2006年8月30日】 西日本新聞によると、山口県周南市の徳山工業高等専門学校5年生の女子学生・中谷歩さん(20歳)が8月28日、同校の研究室で殺害された。司法解剖した結果死因は頚部圧迫の窒息死だった。
周南警察署は8月29日、現場などの状況などから、顔見知りによる犯行とみて、同市内在住の同級生の男子学生(19歳)の逮捕状を取って行方を追っている。読売新聞によると、男子学生はバイクを使って逃走しているとみられている。
殺害された中谷さんは、事件当日の28日、卒業研究のために同級生の女子学生と一緒に登校。昼食を一緒に取る約束をしていたが、研究室の外から声を掛けても反応がなく、携帯電話を掛けても通じなかった。
その後、館内放送を使って捜索し、午後3時頃、中谷さんが首にひものような物を巻き付けられて死んでいるのを、研究室で職員が発見した。発見当時、研究室は鍵が閉められており、密室状態だった。
出典
[編集]- 『同級生男子に逮捕状 高専女子学生殺害 事件直後から不明 容疑で 周南署 窒息死と判明 山口県』 — 西日本新聞, 2006年8月30日
- 『高専女子学生殺害、同級・同研究室の少年に逮捕状』 — 読売新聞, 2006年8月30日