小林製薬の関連企業へ立ち入り調査 紅麹入り商品の健康被害で
【2024年3月28日】
小林製薬が提供する紅麹入りのサプリメントを摂取して死者が出た問題で、富山市保健所は27日、富山県内で回収対象の商品を製造していた企業に聞き取り調査を行った。
調査した企業は、市内にある富山小林製薬とバイホロンの2社。対象商品のうち前者は『ナイシヘルプ+コレステロール』を、後者は『ナットウキナーゼさらさら粒GOLD』を小林製薬からの依頼で製造していた。
保健所は大阪市からの依頼を受け27日、製造の工程や数、健康被害に関する問い合わせなどについて聞き取り調査を実施したところ、現時点で健康被害の報告は入っていないという情報を入手したということを明らかにした。
一方で28日、小林製薬は新たに紅麹原料を使用した製品を摂取した利用者のうち2人が死亡した可能性があることを総会で明かした。これで摂取後に死亡したとみられる利用者は4人に増加した。
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情報源[編集]
- チューリップテレビ 『小林製薬の紅麹問題 回収対象商品「ナイシヘルプ+コレステロール」「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」を製造する企業に保健所が聞き取り調査 富山市』 — TBS, 2024年3月28日
- 『紅麹サプリ、死者4人に 小林製薬社長が総会で陳謝』 — 日本経済新聞, 2024年3月28日